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格闘技・武道のまとめ その違いは3種類?

公開日: : 最終更新日:2019/07/03 総論

 

 

呼び方はいろいろありますが、世界には様々な武術・武道・格闘技があります。

 

世界中に普及したメジャーな物から、地域独特のマニアックな物まで。

 

その種類は一体、幾つあるのでしょうか?

 

先ずはすでに世界的にメジャーなレスリング、ボクシング、フェンシング、日本初の柔道、相撲、空手、剣道等がありますね。

 

そしてもっと言えば、タイのムエタイ、ブラジルのカポエイラ、ブラジリアン柔術、ルタ・リーブリ、

ロシアのサンボ、システマ、イスラエルのクラヴ・マガ、ハワイのカジュケンポ、フランスのサバット、韓国のテコンドー、ハプキドー、インドのカラリパヤット、フィリピンのカリ、マレーシアのシラット、インドネシアのプンチャック・シラット、中国の太極拳を始めとする様々な武術・カンフー等、

実に多くの物があります。

 

情報が発達するにつれていろいろな武道・格闘技の存在が知られるようになりました。

マイナーでまだ知られていない武道、或いは新しく作られる武道等もまだ現れていくでしょう。

 

特に空手や幾つかの伝統武術は数多くの流派があり、名称は同じでも流派ごとに内容が全く異なったりするもので、

そういう物まで含めれば、その種類は無限にあると言えます。

 

 

また同じものでも時代とともに変化していきます。

それは進化と言える場合や、進化とは別の変化であったりします。

 

では、それぞれの違いはどこにあるのでしょうか?

 

本来は闘争から生まれた武術であっても、平和な現代社会では多様な発展の仕方をしています。

種類は様々ですが、私は現代においてはおおよそ3つの種類に分けていいと思っています。

 

1、スポーツ競技としての格闘技

2、形を伝える武術

3、パフォーマンスとしての武道

 

以上のそれぞれについてまとめてみたいと思います。

 

 

 

1、スポーツ競技としての格闘技

これは球技等と同様、ルールブックや審判が存在し、その中で勝敗を争うものです。

レスリング、ボクシング、フェンシング、柔道、空手、剣道等、現代ではこの形式で体育として普及させ、競技人口を増やしている物が多いですね。

多くの人が一番、よく目にする分野だと思います。

 

 

2、形を伝える武術

これは日本の古武道や、世界各国の伝統武術がその代表です。

また近代に成立した物でも日本の合気道、少林寺拳法、一部の空手等もそうです。

 

これは流祖の作った技術体系を絶対的に尊重し、形の改変は許されず伝承していくという性格を持つものが多いです。

スポーツではなく文化という性格が強いですね。

 

段位や称号もやたら重んじる世界です。

 

また護身術等を目的として独自の体系を作り出す人もいます。

イスラエルのクラヴ・マガ、日本の功郎法等ですか…。

 

 

3、パフォーマンスとしての武道

演武を主体とする武道、或いは完全にショー的な性格を持つものですね。

 

先ほどの形の武術でも、演武会の活動が盛んな所は、特に若い学生チーム等が華やかなパフォーマンス的な演武をしたりします。

 

実は2の形を伝える武術はこの分野に移行しやすいです。

 

形の武術が重要視するのは形の正確性ですが、その成果を発表するのは演武会だったりしますから、

より美しい演武をして評価されようという所が少なくありません。

 

また完全に人に見せる事を前提としている物もあります。

日本では殺陣という演劇用の剣術が生まれましたし、中国では表演と呼ばれる武術が発達しています。

韓国のテコンドーも競技チームとは別に、パフォーマンス用のチームがいたりします。

西洋のプロレスも演劇要素の強いショービジネスですね。

 

 

 

 

 

 

ですので、武道・格闘技にはいろいろな楽しみ方があるんですね。

 

素人の方に武道の話をすると、ケンカが強いの?

みたいな話になったりしますが、そういう事を目的とする人はむしろ少ないです。

 

武道を知らない人ほど、武道に対して高い壁を感じてしまう事がありますが、

実際にやってみると面白く、ハマってしまう人も多いです。

 

スポーツ格闘技では、他のスポーツと同様、走ったり筋トレしたりと、肉体的な要求も大きくなったりしますが、

形の武術では、そこまでのトレーニングを要求しない所が多かったりします。

 

スポーツ格闘技では、相手との駆け引き、頭脳等が必要になったりもしますが、

形の武術ではむしろ自分との闘いであり、いかにミスをせず最高のパフォーマンスを発揮するか等が重要になったりします。

 

それぞれの種目によって要求される体力や難度が違うので一概に言えないのですが、

これだけ多種多様に発展している武道の中で、自分に合った物を選べれば、

これは生涯続けていく!と思える武道と巡り合ったりします。

 

現代では情報が発達し過ぎたためにか、自分ではやらないで、様々な武道の情報だけ集めて、

これはいい、これはダメだ、等と岡目八目を好む人も多いのですが、

やはり武道は自分で経験してみないと分からない事が多いのです。

 

皆さんも自分の目的にあった武道を探して親しんでもらえればいいなと思っています。

 

 

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    武道と旅と昼寝が好きな怠け者。

    今は武道もほとんど見るだけ。

    忍びながらブログを書いております。

    一応、元空手五段、合気道三段、空道二段、柔道初段、スポーツチャンバラ四段

    武術太極拳 アジア選手権・世界選手権 日本代表

     

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